大人な年下くん

アナタが生まれた日(1/10)





裕太君と別れた後。



「どこ行けばいいんだろう…」



迷った。私の家にいるかな?拓ちゃんと遊んでいればいいんだけど…



「はぁ〜どうしよ「南瑠さん!」



へ…?



嘘…嘘…



「陽ちゃん!」



陽ちゃんだっ!


何で?凄い!凄い!まさか陽ちゃんの方から来てくれるなんて。



私は急いで陽ちゃんに駆け寄った。



「陽ちゃんっ!私ね陽ちゃんに渡したい物が」





「…どこにいたんですか?」




「え…」




冷たい、低い声。




咄嗟にプレゼントを鞄の中に隠した。







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