二度とあいつに会わせない。
フロンさんの言葉が頭から離れない………。
私は、自分の意志とは全く関係なく、フロンさんと婚約されて…………
そして、ウィロがくれた大切なペンダントを壊された……。
何もかもが、私の手から無くなっていく。まるで、最初からそこになかったかのように………。
そして、なぜこのチョーカーをはめたのか…それは、翌日のミサの時にわかった……。