あたしと俺。

2限目___ あたしと大山。(1/27)










「・・・・・」

「・・・・・」





いつもは話し声が堪えないはずの車の中は
車の音がかすかに聞こえるのみ。






「・・・・大山」

「・・・はい」

「あたし男子校に行くんだって、
女なのに・・男子校って・・」

「…はい…当主は何を考えておられるのやら」





信号で車が止まる。






すると大山が



「お嬢様、私とお嬢様の出会いを覚えてらっしゃいますか?」




と話し始めた。








pv:787

- 12 -

bokmark
/200 n


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

edit

back