「美春!?」
「蒼...翔...」
「あれ?二人とも知り合い?」
「あっ...うん...」
というか元カレ....
「それなら話は早いわね。この人が私の婚約者なの。」
「...ってことは私の義兄ちゃん...」
「ええ、そうよ。」
元カレが義兄ちゃんになっちゃった!?
これは、ほんの数時間前のこと〜
「私婚約者ができたの!」
「えっ?お姉ちゃんまだ高校生でしょ?」
まだ早いんじゃあ....と私が思っていたとところお姉ちゃんは
「まだ早いと思ってる?」
「え?何でわかったの?」
「美春のことだからなんとなくね。」
お姉ちゃん、白崎美帆は、私の血の繋がらない姉。
私よりも成績もよくて、綺麗な人。
「それよりね。大変なの!」
「大変って何が?」
「今日から、私の婚約者が家に住むの!」
「ええっ!?私まだ会ったこともないのに!?」
会ってみると、元カレでした。
ということで私、元カレと同居することになりました。