愛が走って東金黄宮の中の悠の部屋へ走った。
「おかあさま～おかあさま」愛は大声を上げていた。
部屋へ入ったら悠は機械がついていた。
「おかあさま、どうしたの？」愛は泣きそうだった。
ドクターが愛に説明始めた。「愛、落ち着きなさい。悠は、今血圧がものすごく
高い。このままだと、悠の体力が持たない。悠の体力が持たないということは
赤ん坊もだめだということなんだ。後は、人工的に赤ん坊を、出してあげるわけだ。
ただ、まだ小さい赤ん坊は自分たちの力で生まれることが出来ないんだ。
そうすることによって、悠も元気になるんだよ。愛は早く悠に元気になって
もらいたいだろ？」と説明した。愛は「勿論だわ」と言った。
その間に龍が何かにサインをしていた。
そして、悠のオペが始まった。
龍、愛、翔、渚、隆と縫は食堂で待つことにした。
３０分足らずでオペは無事終了した。龍はすぐさま、悠の部屋へと向かった。
悠はまだ麻酔が効いていて寝ていたが、生まれたばかりの赤ん坊は
元気に泣いていた。２人は保育器の中で暫く過ごすことになった。
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