クィーン魔女!夢中 愛
[悠との再会・・・](1/20)

クリスマスの東金黄宮は忙しかった。毎日のようにお祝いやらで


愛はその度に出ていかなければならない。


そんな折り、渚が愛に会いに桂と隆と陸と空を連れてやってきた。


「おばさま。」と言って愛がとても喜んだ。


「愛、不自由してない?縫さんがいるから大丈夫だとは思うけど

でもあたしは、愛を魔法界へやるつもりはなかったから

10歳までに何も教えてなかったから、心配なのよ。」


愛は首をふった。そして渚をしっかり見て言った


「あたし今最高に幸せよ。あたしの知らないことをね

玲ちゃんが紙に書いて教えてくれたの。

その通りやったらちゃんと寮の部屋が片づいたわ。」


「そう、玲ちゃんが?・・・玲ちゃんありがとうと言わないとね。

あたしがきちんと愛を育てなかったから

今、愛は不自由してると思うと。愛は両親がいないから可哀相だと思って

またあたしたちから離れないでほしいって思ってね」


隆が渚をそっと支えた。「おじさま・・・」愛はつぶやいた。


愛と桂は陸と空を見ながら遊んでいた。


「玲ちゃんは?」と渚がきょろきょろしながら聞いた

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