２学期も今日で終わりという日。夕食はクリスマスパーティーだった。
「２学期も今日で終わりじゃ。今日は全員というわけにはいかないが
何人かの生徒にプレゼントをあげようと思う。
そのためにはゲームをこれからやる。
ビンゴゲームじゃ。それによって制覇したもののうち、何人かのみ
プレゼントを与えよう。よいな」と校長先生がいって
全員の手元へビンゴカードを配った。
愛は、勿論ビンゴゲームなんて遊びはやったことがないのでわからない
あゆみに教えてもらってやっと真ん中を開くことが出来た。
こんな調子で出来るのだろうか？愛はそっと愛の方へなんやら呪文をかけていた
またさとの方へも呪文をかえているようだ。
番号がどんどん出されていった。さとが手をあげた
「リーチ」といった。みんなざわめいたが確かにリーチだ。
「わぁ、ビンゴだよ。俺」とサトがいった。
「サト。すごいじゃない」とみんながサトをたたえた。
「じゃあ君へのプレゼントはこれだ。」といった時、舞台上ある人物が出てきた
みんな誰だ？という顔をしてざわめいた。
「とうさんとかあさんだ」サトは叫んだ。
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