クィーン魔女!夢中 愛
[優等生 愛の復活](1/6)

呪文術では、愛がヒロインになった。先日行われた戴冠式の無言の呪文の話で


ルージェ自身も盛り上がっていた。


1年生では出来ない呪文という事で、愛を褒めまくった。


「やはり愛は、悠の娘だわ。悠は1年生で無言の呪文っていうわけではなかったけれど

すばらしいものがありました。

わたくしは今までの愛が呪文術が出来なかったのは、杖が合ってなかったんだと

思います。あなたはどんな杖を購入したのですか?見せてください」


愛は自分の杖を出して、ルージェに見せた。


ルージェはそれを見るなり驚いた。


「杖は確か玲と買いにいったんですね。選んだのは誰ですか?」


「杖職人のおじさまが選んでくださいました。でも何本の中から

あたしが選びました」と愛がいった


わけがわからないという顔をしたルージェに玲はいった。


「愛ちゃんは、なかなか杖が決まりませんでした。

最後に杖職人の人が、何本か持ってこられて、愛ちゃんはそこから

自分で試したんです。愛ちゃんは、ちゃんと呪文が出来たのがこの愛ちゃんの杖です」


「これは龍が使っていた杖と同じものだったと思います。

もし杖職人がその事を知っていて愛に与えたなら、愛はきっとこの杖で

これからは呪文術が出来るでしょう。」


「愛ちゃんはこの杖で諏訪先生を呼びました。・・・」と玲が言った


「今後の愛の呪文術に期待しましょう。

それとあの戴冠式の時は、手助けなく、愛の力で出来たことは喜ばしいことです」


といった

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