[episode H](1/5)
【成火の挑発状と攫われた悠稀】〜完〜
【悠稀サイトに戻ります】
あたしが攫われて何時間立ったのか分からない…。
ただ後頭部がズキズキと痛い…。
ただ今はあたしだけしかいないみたい。
ポケットを探っても携帯を家に置いて来たのだと気づいたけど、隠し携帯が奇跡的にあった。
あんまり使わない携帯を取り出し、これまた奇跡的に志輝の携帯番号がありすぐに鳴らした。
知らない番号だから出ないかも…
プルル…
一回…
プルル…
二回…
プルル…
三回…
プルル…
四回…
志『はい』
良かった…出てくれた…
悠「志輝!あたし悠稀!!」
志『悠稀!無事か』
志輝の声を聞いて安心したあたしは涙がこぼれ落ちた。
悠「うん。大丈夫。でも少し後頭部が痛いけど大丈夫。」
あたしの声にみんなの声が聞こえまた涙が出た。
志『今何処にいるかわか「誰かの声が聞こえる。スピーカーに切り替えるからみんなに黙っててもらっていい?」
そう言うと、わかったとみんなが必ず見つけるとか、迎えに行くから安心して待ってろとかあたしを安心させてくれた。
それからすぐにスピーカーに切り替え、またあたしは倒れたフリをした。
(閲覧:87)
- 41 -
前n[*]|[#]次n
☆しおりを挟む☆
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
[
編集]
[
←戻る]