空に浮かんだ月が淋しそうで。



悲劇のヒロイン。なんてね 





私の存在意義
なんなんだろ
必要なのかな

ほんとあたしが立っているいまこの足場でさえもいまでも崩れ落ちそうで

自分がなさけなくって

泣きたかった
でも
泣くなんてとんでもない
泣くことも許されない

必要とされなくとも
生きることが私の存在意義

孤独だなんて思いたくない
独りだなんて気づきたくない

ほんとは、独りなんかじゃないんだ

ただの被害妄想なの
それが、これの全てなの



‐8‐


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