こころ
Kの発情 1/11
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朝、僕は何時ものように6時43分に起きる
そして洗面所へ向かう
オリーブオイルで髪の毛のセットをする
あれ?
今日はやたら肌がツヤツヤしているな…
僕は昨日の事を思い出した
漱石の母、お嬢さん、そして
「漱石…」
また、皆でしたい
今日は何時に行こうか
そう考えながら僕は学校へ向かった
授業中、僕は漱石の事しか考えていなかった
だが、世界史の先生の言葉が耳に留まる
「司馬遷は局部を切られてしまったのです」
何だと?
僕以外にも息子を無くした奴がいたのか
僕は司馬遷の生まれ変わりかもしれない
そう考えると、俺の右目が疼きはじめる
「駄目だ、今はこの力は他人に見せられない!」
俺はトイレへと走った
右目に集中してはいけない
きのこ栽培をするしかない
僕は遂に学校できのこ栽培をしてしまった
オカズはお母さんにくわえられている漱石だ
そうだ、今日は俺がくわえよう
そう思い立つといてもたってもいられなくなり、僕は漱石の家へ走って行った
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◇編
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