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005:[宣戦布告した私](1/11)
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「何処行くの??啓吾くん」
「適当に買い物した後俺んち」
はい??
いきなり啓吾くんの家にいくなんて聞いてない!!!
ピッピー!!
イエローカード!!
反則!!←
それぐらいテンパってる私
ていうかかなりラフな格好だし
啓吾くんの車に乗ってついた先は高級デパート
なんせ、会員制で年間費用が、100万もする、庶民では絶対に入れないような場所
お母さんがたしかカードを持ってたはず
「ボケッとすんな、入るぞ」
自然に手を繋がれてなんか落ち着かない
というか売れてるからと言って、こんな所に入れるはずがない
え、警備員さんスルー!?
え、何??顔パス!?
な…何者!!
「ボケッとすんなって言ってんだろ」
「ぎゃっ、」
グイッと手を引っ張られてよろめく私
「とりあえずその服なんとかしなきゃな」
女性ものの売り場につくと、沢山の服の前に悩む啓吾くん
「彼女さんにプレゼントですか??」
「かっ、彼女!?」
彼女というキーワードに思わず赤面してしまう
啓吾くんの方を見ると意外にも啓吾くんのほうが真っ赤で、耳まで赤くなってる
くすっ、意外とウブなのかも、啓吾くんって
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