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004:[私はどうすれば](1/13)
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「あの、運転手さん。降ります!!お会計を…」
「は、え!?」
運転手さんは焦っている
「馬鹿言うんじゃねえ。降りたら殺すぞ!」
ですよねー(泣)
「おい、ウサギ。何処行ってんだ??ああん??」
ただいま俺様起床
そんな俺様は気付いていない
前!!!
前を指差すと、銃をもった男をようやく発見したようだった
「ああん??誰だてめえ。」
ヒィィィィ!!!
強気な態度とらないでよ!!!
馬鹿!!撃たれたらどうすんのよ!!!
「うるせえ!!誰だてめえ!!撃つぞ!!」
「撃てるもんならうってみやがれ」
そんなこと言うもんだから銃を啓吾くんに向けて来た
ヒィィィィ!!!
「すす、すみません!!!こんな性格なんです!!!悪気はないんです!!!」
必死に弁解する私
「ッチ…。よくみたらお前なかなか可愛いな。殺すの勿体ねぇなあ。ヤってやろうか」
ハアアアアア!?
いや、我慢我慢…
ここはこいつに、乗ってやろう
「私はいいですから…。彼だけはいまここで降ろして下さいっ…」
我ながら上出来
女優になれるんじゃないの??
「ヒヒヒ…それは、同意って事でいいんだな??」
「は…いっ…」
ここで恥かしげに顔を赤らめ上目遣い
私のことをよく知ってる啓吾くんはこれが演技だって分かってるはず…
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