好きになってはいけません!
[ちょっとずつ。](1/26)
はいよ、と道を開けてくれた相沢さんに
前に座っていた女の子たちは見とれている。
何が「相沢さんって優しいんですね…」だ。
てかなんだその余韻。
もう2人でせいぜい争って。
隣に座ってるけど私はいいから。
…なんて思いながら、空のコップを渡して店員のお兄さんにお酒を頼む。
『カシオレ1つください』
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