蒼と狼の物語
[男色](1/17)

桜重蔵との一件以来、蒼子は事ある事に重蔵とお茶をしては談笑していて、隊士等の間では恋仲ではと噂されていた。

美男美女でお似合いだと。

蒼子の事情も知っているので先祖と言う立場上、重蔵は蒼子の心配ばかりしていた。

それはもう…父親のように。

嫌、年齢的には兄に当たるのだろうが…。

下心がないのは重々知ってる者は知っていたが、それでも彼…沖田は気にくわなかった。

「蒼子さん、お茶に…」

そうやって声を掛ければ、蒼子と共に重蔵も振り向く。

当たり前のように横にいる事が気にくわない。




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