それでもあなたが大好きです。
No.2 (1/10)
「…俺の顔になんかついてる?」
「えっ…いやっ…」
ついてませんけど
格好よすぎて見とれてました。
そう言いかけて慌てて口をふさいだ。
「なに?」
「ゔ…………」
ジッと見つめられると辛い…。
「俺の顔が格好よすぎてみとれてた?」
「はっ…?」
意味わからないんですけど…
もしかして…いや、
もしかしなくてもこいつ
「そうか〜。俺にみとれてたのか〜」
正真正銘のナルシストだ。
「じゃー出逢った記念に俺からのプレゼント♪」
そう言ってニッと笑った顔が近づいてきた。
いや、確かに格好よくて
見とれてましたけど…
そこ自分で言う?
しかも軽すぎっ!!
- 4 -
前n[*]|[#]次n
⇒しおり挿入
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
[
←戻る]