ザ・ダークマター
[第5章『対決』](1/8)
 セイレーンは徹底的な身体検査と精神検査を受けた。

 その結果はオールクリアであった。

 ほっと一息着いたシュウを除いた(彼はオリヴァー宅に待機のため)、メンバーたち。


 オリヴァーは太陽系連邦政府及び総統府の最高責任者である、エミリー・グラハム女史に、スペースホン(スペホ)から5重の過程を経て、専用のページにたどり着き、報告した。

 『報告します。昏睡状態だったセイレーン・ガルシア隊員が目覚めました。身体検査及び精神検査は全てクリアでした。

 なお、ジョーブ博士がダーク物質を精査中です。そちらの方は彼からお聞きください。

対外宇宙対策本部長オリヴァー・ホークショウ』


 同時刻、ジョーブ博士は特別気密室に向かっていた。

 そこにはエレベーター内で謎の気体を採取した機器が、厳重に超密閉された機械の内部にあった。

 博士はモニタールームに向かい、研究員に問うた。

 「どうだ?何か動きはあったかね?」

 「まだありません。温度、湿度、気圧、ともに変わりありません」

 「成分精査はどうだった?」

 「はっ!LCDMに準じます。ただしまだ未発見の物質も散見できました」

 「なんだと!」

 博士は目を大きく見開き、声を出した。




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 緊急御見舞い

 本日、西日本を中心に記録的な大雨が降りました。


 多くの人が亡くなりました。

 心よりお悔やみ申し上げます。


 またこれからも被害が広まる可能性がございます。

 皆様には最大限の注意と勇気を持って乗り越えていただきたいと思います。

 どうかご無事でいらしてください。

 心よりお祈り申し上げます。



 以上簡単ではありますが、お悔やみとお見舞いの気持ちをお送りいたしました。


 ページが増えすぎるのをひかえるため、本ページの後半に加筆いたしました。

 次回は通常の掲載になると思います。

 では失礼いたします。


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