親友は俺の両親を殺した殺人犯。

・[序章――墓祭―――](1/1)



線香の香りが広がる。







数時間前から空が泣いている。






同じように僕の周りの人間も泣いている。









僕は今、友人の両親の葬式に出ている。







「父さん…、母さん…っ」






僕の傍らで擦れた声を漏らす友人。














僕は友人の悲しみの理由について考えてみる。









でもそこには



何もない。何も存在していない。









だって友人の両親を殺したのは


僕だから。





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