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[にゅうがく したら](1/4)

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三月中旬｡


白い息を吐きながら,夕日輝くオレンジ色に染まった教室に,私はバタバタと駆けていく｡


手にはA4サイズの茶封筒を持って｡


乱れた息で,私は教室の戸を開けた｡


｢亜紀(あき)ちゃん亜紀ちゃん!!


私ね,合格したよ!


第一希望だった華桃(かとう)高校!!｣




プロローグ










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B＊/N#

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＊mark＊

/72 p

―どうやら私はﾚｱな人間らしい―

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