七章[歩み始めた道。](1/1)
俺は度重なる悪質な行為で義理父に「次やったら縁を切る」とまで言われた。
ハハハ、それは面白い。
どうぞ!って感じだ。
それから俺の病室に義理父が来ることはなかった。
俺は毎日ギターを練習して、毎日色んな音楽を聞いていた。
3日に一回義理母が来て俺のモノを舐めて帰る。
前にも言ったがそこに感情はない。
事故のせいか?勃起さえもしない。
まぁそんなもんだ。
ある日、ミックスからメールが来た。
「時間があったら見舞い行くから」
俺は妙にテンションが上がった。
そしてギターを弾きながら何時間も待った。
そして、扉が開いた。
入ってきたのは義理母だった。
泣いていた。
俺は初めて義理母の涙を目にした。
ミックスに「今日はちょっとごめん、検査が入ってて面会時間に帰ってこれないんだ…また今度来てくれよな?本当にごめん。」
とメールを送り
義理母は窓際のソファーに座って話始めた。
「パパ、浮気してるかも…」
いやいや、あんたが言えたことじゃねぇだろ…と思った。
「あたしパパは大好き、だから離れたくないし…でも最近夜の方も元気なのに構ってくれないの…」
義理父だってバカじゃないんだから、怪しまれてるだろうよ?と思った
俺はつい、言ってしまった
「最低な女が、なに言おうと知ったことじゃない、だけどホントにオヤジが好きなら今日は帰れ。」
義理母は帰らなかった。
それどころか…俺を病院から連れ出した…
俺は「はぁ…今度こそ縁を切られるな…アパート探そ。」
義理母は
「今からどこ向かうかわかる?」
察しはついたが、俺は首を横にふった。
「ラブホテル。」
やっぱり。
俺は車でラブホに連れていかれ、義理母の話を聞かされた。
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