狩人
[2.狩るか狩られるか](1/6)
カッターナイフの男に向けて視線を向け走って行く
「ふん、俺ならたおせるとか考えてんのか?」
太ってるくせに機敏に動かして逃げようとした目の前に行きカッターナイフを突き出す
蓮「倒す必要はない!」
地図を前に出し視界を塞ぐついでにカッターナイフも防ぐ
その隙に脇を抜け走り出す
蓮は息を荒げ全力で走る
砂場を抜け住宅地に入る、死角も多くて隠れやすいが
もしも相手の居場所を知るすべがあった場合は詰む
息を整え辺りの音を聴く、まだ振り切れてない気がする
蓮「殺せばポイントか…物騒なルールだな」
逃げるか、戦うか
逃げればとりあえずはしのげるが…
まず俺と同期の奴らも同じようなことになってるはず
同様に信用できないが会話ぐらいはできるか?
って考えると結局は襲って来た三人組からこのリングのことやら何やらを聞いた方が早い
だが三人相手はもちろん一人でも武器を持った人間と会話なんて恐ろしい
蓮「だが今はやるしかない…幸いにもここには色んなものがある!」
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