俺、女の子になっちゃいました
[プロローグ@ 女体化](1/1)
「…う……ん……。」

微睡みの中、俺は目を覚ました。

起き上がると、俺は、自分の体の違和感に気づいた。

「えっ?」

なぜか、昨日まで短かった髪の毛が長い。

それに……。

俺は、自分の胸を恐る恐る見た。

男にはない、胸の膨らみがある。

両手で触ると、ふかふかな感触が……。

そこで、俺は、鏡の前に立った。

鏡の中を見ると、俺らしき女の子が、ひきつった笑みを浮かべていた。

「…これって、冗談だろう……?夢か何かに決まってる。」

夢だと思いたい俺は、頬をつねった。

「…痛い……。」

これが、夢じゃないと悟った俺は、情けないが、雄叫び声をあげていた。

だって、そりゃ誰だってびっくりするよな?

昨日まで、男として生きてきた俺が、いきなり女の子になってしまっていたら……。






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