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[März](1/3)

彼女は一人で歩くのか?


森博嗣



あらすじ

人工細胞が作られるようになった未来。人工細胞のみで作られた「ウォーカロン(単独歩行者)」と人間を見分ける方法を開発したハギリ博士は何者かに命を狙われてしまう。



かんそう


あー

やっぱり 森博嗣のミステリーは面白いなあ!


ちょっと前に読んだ
「プラスチックの恋人」

これも 人間とロボットのお話


ロボットができないことから

「人間ってなんだろう」


と思ったのですが




これは もっと先の未来

人間っぽさもプログラミングされた、限りなく人間に近い「何か」


人間性ってなんだろう




なんだこれ ぞっとする




なかなか難しい内容なのですが


なにせ 森博嗣先生なので



面白いな なるほど!

と思うところがすごいなぁ




いろんな博士が
いろんな監視の目をかいくぐって

いろんな方法でハギリに伝えようとする


頭のいい人の情報戦がぞくぞくしました





普通に読んでいて

うわ すごい と思っていたのですが




最後の最後で

森博嗣シリーズのあの女性の名前も



そこか?! ここまで?!


息を呑みました



また追いかけないといけないじゃん!
このシリーズも!


と少し悔しいです笑









だから、人間の中のウォーカロンっぽい奴の方が、ウォーカロンの中の人間っぽい奴よりも、ずっとウォーカロンだろうね。君なんか、私よりも人間っぽい


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