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[Dec.](1/2)

嫌な女


桂望実



あらすじ

生来の天才詐欺師、小谷夏子。ある日、彼女の縁戚で弁護士の石田徹子の元へ「別れた相手から慰謝料を請求された」と相談がきて




かんそう

全く生き方の違う二人ですが、


なんというか、 もしかしたら相性がいいのかもしれないです



徹子の方が 夏子に歩み寄るシーンはあるんですけど

逆はなくて



でも きっと夏子も徹子のことを信頼してるんだろうな って思いました





最初の依頼から 最後の依頼まで
ずっと二人の関係は続く


その中でちょっとずつ 徹子が変わっていくのが


素敵だなぁと思います




依頼と依頼の間の話はなくて

7年空いてたりするのに さらっと説明があって終わりで



結婚して 離婚してとか

リタイアして とか



さらーっと終わる笑



それが

徹子にとって弁護士がどれだけ大事なのかを表してる感じがしました





あと

個人的には事務所の事務してるみゆきさん


めっちゃ好きなキャラクターでした笑



みんなを支えて 包んでくれる感じ 好き






最後の最後に

孤独から救ってもらえる



そんなラストもとても好きでした









夏っちゃんはさ、天才なんだよ。男に夢を見せる天才。



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