私が“恋愛クズ”といわれる理由
[遼とのお話](1/43)




中学生。


桜が満開で、綺麗に咲いていた4月10日。



春休みに柊くんに会うことも、



聖奈ちゃんに会うことも、



他に好きな人ができることもなく、




中学校の入学式が行われました。





何時だったかなあ。



8時半くらいかな?



真新しい制服を包み、


少し早めに学校に向かった私と桜は校舎の壁に張り出されているクラス表を見ていました。









なんと見事に。笑





桜と同じクラスでした。









桜「やった!!!

中学早々ぼっち回避!!!!」




隣で騒ぐ桜を無視しつつ、笑





「柊くん…4組か。」





そして、春也くんは1組。






私達は2組でした。








4組と2組は体育や合同授業すら一緒にならないため、




きっと、



関わりがなくなるんだろうなぁ。と






しかも、




桜「うげ。最悪。


聖奈ちゃんとうちら同じクラスじゃん。」






最悪。





こんな中学校生活の始まりでした。













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