2ヶ月前くらいに高層ビルが建った
お陰で僕は太陽の光を浴びることができなくなった
2ヶ月前僕は
誰にも邪魔されることなく
その光を一人占めできていたのに
僕は高層ビルの裏側を見ることができない
ずっとこの植木鉢の中から
そのビルがなくなることを祈るだけ
僕の前から景色が消えた
明るさが消えた
活力が消えた
そこに不安感だけが残った
太陽は皆に明るさをもたらす
きっと僕が知らない間も
誰かにむけて光を放ち
誰かも僕のように
その光に惚れ込んでしまっているかもしれない
僕のものではない
そう誰のものでもないはず
誰のものでもあって欲しくない
誰のものでもないのなら
僕のものであってくれ
ビルなんか通り越して
僕に再び光を浴びせてくれ
信じて待つことができない僕は
このまましおれてしまいそう
雲行きがあやしくなった
ビルどころか雲にまで隠されてしまうかもしれない