汚れた水が流れてきた
綺麗にしなければならない
私はそこに大量の純水を注いだ
どうにか海に流せるまでに至ったが
そこにあるべき姿はなかった
人々が欲望のままに生きたその跡が
見えない地下で流れているが
皆知っていて知らないふり
暗い場所で繰り広げられる痴態は
私を怒りへと導いた
生物が人へ進化した時
欲望と理性と快楽が与えられた
それらが三位一体となり築いてきたものは
今は崩れ汚れた部分ばかりさらけだして
純水とはほど遠い
私は痴態を監視する関門なのだ
下水の存在意義がなくなれば
それはまた同時に上水の存在意義もなくなり
純水すなわち三位一体の純粋さを取り戻す
誰しもが自己への汚れ意識は低い
私も現代人であって汚れていた
下水道と化して気付いた
私がノイローゼとなる前に気付いてくれ…