私の中にある何かはどんどん膨らみ
今日もまた膨らむ
同じものを繰り返し吸収してしまう性
時が過ぎ流れていったかけらも無情
また繰り返し吸収して膨張してしまった
私が雨を降らすのは
人々を生に導くため
井戸水となり幸福がうまれる
私が雷鳴を轟かせ稲妻を落とすのは
紛れもなく雄叫び
私は雨を提供しておきながら
人々の幸福に反発する悪魔の雲
私はあくまで雲
人々に恵みを与えることはできても
私自信に恵みを与えることはできない
だからこそ人々を違う世界からみつめ
幸福をうらやみ妬むのかもしれない
これ以上あつくならないでくれ
あつくなれば自然に
私は膨張してしまう
この気を鎮めさせてくれ
でないと私は轟き続けるだろう
私はもう白くない
どす黒い入道雲
この醜い水蒸気の塊になんて
誰も何も恵んでくれやしない
今度うまれ変わったなら
普通の人間にうまれ
晴の日も雨の日も
生を感じ生きていこう