死ぬほど嫌いなあの子が親友に
[お付き合い](1/1)
次の日、学校にいき、
下駄箱を開けると
…あれ?
「上履きがない…」
昨日確かに入れて帰ったはずの
上履きがなくなっていた。
その代わり入っていたのが
1枚の紙切れ。
そこには…
『クソビッチ』
と書かれていた
それを見て、
(あーあいりちゃんか。やられたな)
と思った。
さすがにこれは、、、、、、
落ち込む、、、、
わけない(^_^)←
「いやいや、上履き隠すとか小学生かよ。
しかもご丁寧に名乗ってるようなものだし。」
上履きがないので靴下のまま
いつもとは違ったクラスヘ向かう。
そう、
ガラッ
「はい、忘れ物だよ☆」
「は?なに?」
憎き敵のいるクラスヘ…
あいりのクラスは1組。
私は6組。
いつもは全然会わない距離なんだけど
今日はわざわざ私が出向いてあげた←
椅子に座って友達と話している
あいりの前へ行き、
下駄箱に入っていた紙切れを目の前に出した
「なにじゃないよ、私の下駄箱に忘れたでしょ?」
「な、なんのこと?」
私が来ると思っていなかったのか
あからさまに動揺するあいり。
「あのさーひがむのは勝手だけど
こういう小学生みたいなことやめてくれない?
見てて痛いよ?」
にっこりと笑いながら言う私(強い)
クラスにいる奴らも
何事かとこちらに目を向けているから
あいりは強く出られないみたい
まあ自分のクラスだしね
「…なんのことかわかんないし、、」
少し目を潤ませながら
言うのは演技だろ、わかりやすい
「上履きだってタダじゃないんだから
性格悪いことするのもうしないでね?
クソビッチさん」
そう言い捨てると
颯爽にあいりのクラスを去った
このときは怒りに任せて行動したけど
今思うとさ
なかなか強くね?(^ν^)←
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