十二支の神
十三の章[未ノ宮と羊の神使](1/1)
花恋「未ノ宮!」
未ノ宮「巫女様。どうかしたんですか?」
花恋「あのね、未ノ宮は神使さんと話す事ある?」
未ノ宮「ありますよ。」
花恋「じゃあさ、話す時あったら私を呼んで。神使さんとお話したいの。」
未ノ宮「分かりました。」


後日。

「巫女様。」 未ノ宮が花恋を呼んだ。
未ノ宮「今日は羊の神使と話をします。」
未ノ宮は、意識を集中させて相手にテレパシーを送った。
未ノ宮《聞こえる?今日は、巫女様がおまえと話がしたいと言ってるんだ。》

<久しぶり。いいよ。人数増えた方が楽しそうだし。>
未ノ宮「美羊(みよう)からOKをもらいました。」
花恋「美羊さんっていうの。」

花恋は、意識を集中される。テレパシーを送っているのだ。
花恋《美羊さん、初めまして。未ノ宮から聞きました。干支神の巫女の干支 花恋です。》
しばらくすると、返事が返ってきた。
<初めまして。美羊です。>
返ってきた声は、やわらかな女性の声だった。

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