Leap
[エピローグ 「タイムリープの世界」](1/1)
男「準備完了!これでいつでもタイムリープ
できるぜ!で、お前はどの時代にタイム
リープするんだ」
主人公:翔「タイムリープができる前の時代さ」
ここはリープが当たり前の世界、漫画や小説
などで見るタイムリープってやつだ。タイム
リープは主人公の特権ってのがお決まりだっ
たが、コンビニ感覚でタイムリープが誰にだ
ってできてしまう、金さえあればの話だが。
この国では20歳になるとリープ権が与えられ
る。リープは二十歳になってから、ってね。
ここで、念のためタイムリープについて説明
しておこう。まずタイムマシンってのが猫型
ロボットとアホヅラ眼鏡が乗って過去の世界
に直接行く道具、タイムリープってのが、精
神だけ過去に飛ばす行為、つまりタイムリー
プをするとその時代の自分に変わるってこと。
この世界では自由に過去と未来を行き来できる
。しかし、自分の存在世界、つまり自分が生ま
れる前にタイムリープすると、自分という存在
が消えてしまう、が、その時代に行くことはで
きる、タイムマシンのようなものだ。しかし、
その時代に行ったものは世界から忘れられ、二
度と元の時代にもどることはできない。自殺す
るようなものだ。そんな中、一人の少年、長宗
我部 翔(ちょうそかべ かける)はその自殺行為を
しようとしている。
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