こっちむいて!
[真実](1/12)


私は目が覚めると自分の家のベッドで寝ていた。

[あれ…?昨日は歓迎会で…どうやって帰ってきたんだっけ?]

駄目だ。
全然記憶がない。

ふと時計をみると時刻は8時28分。


「やば!支度しなきゃ!」


私は急いで身支度をすませ、朝食も適当に家をでた。


「おはようございます!」


『野々川さんおはよう!そう言えば谷川くんにちゃんとお礼は言った?』


「えっと…なんのことでしょうか?」

『あらやだ!覚えてないの!?昨日あなた谷川くんに酔って絡んで…帰りもおぶって家まで送っていってくれたのよ。』


「…それ本当ですか?」


『本当よ。ほら、まだ時間あるからお礼言いにいってきなさい。』


恥ずかしすぎる。
消えていなくなりたいくらい。


私は仕方なく谷川さんの所属しているユニットまで足を運び、谷川さんの姿を探す。



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