【VOCALOID】ココロ・做し【ココロ×心做し】
[孤独という遺産。](1/4)
こんなに辛く、苦しく、悲しいものなら私はいらなかった。
辛い、切ない。
だけどそれと同時に。
こんなに嬉しくて、楽しくて、面白いもの。
喜ぶ、楽しむ、慈しむ。
私が望んでたものはこういうものだったんだね。
ありがとう、博士。
でも博士がいなきゃ意味がないよ。
どうして博士はもう居ないの?
寂しい。
博士も私を作る前はひとりぼっちだった。
どうして私は作られたのだろう、ずっと考えてた。
博士のお世話をし、サポートする。
それは違う。
だって博士は私の為にずっとココロを作ってた、研究してた。
それは私を作らなければきっとしなかったはず。
やっとわかったよ。
ひとりは寂しい、ひとりぼっちは寂しい。
きっと博士も独りで寂しかった。
あの日、あの時。
全ての記憶。
色んなものがいっぺんに私に襲い掛かる。
苦しい。
- 20 -
前n[*]|[#]次n
⇒しおり挿入
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
[編集]
[←戻る]