【VOCALOID】ココロ・做し【ココロ×心做し】
[一日。](1/2)
そうして私は歌い続け、夜になり、夕飯となる。
夕飯はカレーにしよう。
博士の大好きなハンバーグにチーズを添えて。
「さあ博士、チーズハンバーグカレーですよ。」
「うわぁおいしそう!頂きます!」
…本当に大人であろうか。
甘口のカレーにハンバーグで大喜びとは…。
そこが可愛いのだけど。
「…うん、おいしいよ!」
「それは良かったです。」
「…いつもありがとう。リン。」
「…えっ?は、はい。」
ありがとう。
と言う言葉はなんとなくわかる。
感謝はなんとなくわかる。
それ以外の感情が、私には欠落しているのだ。
私には心が無い。
心做し。
「…リン?」
「はっ、はいっ」
「何を考えているの?」
「い、いえ…ぼーっとしてて…」
「…そっか。」
…私はただ、博士のそばにいて手伝いをしていればいい。
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