ラブキュー。♡
[研日](1/2)
¨翔陽はこっちに来るよね？¨
¨おう♪次は絶対勝つかんなぁー！¨
翔陽とのlineをしているとすごく楽しい。自然と笑みがこぼれてしまう
「おーい。研磨！スマホの画面見て何ニヤニヤしてんだよ」
「…うるさい…クロ……ニヤニヤしてない。」
「いやいや。してるって！で？何か嬉しいことでもあったのか？」
「……クロには関係ない…。」
「おーいー。勿体分なって。スマホ見せろや」
「あっ…ちょっ！」
クロからスマホを取り上げられ俺は少しムッとした。
スマホの画面を見たクロは「あ～」と言う言葉を発し、……気持ち悪いほどニヤニヤしている……。
「……気持ち悪い…。」
「おいっ！研磨聞こえてんだよ！」
「でも、チビちゃんのことでかぁ～
そうかそうか、研磨にもやっとちゃんとした友達が」
「友達……か。」
友達……。
多分、翔陽も俺の事をそう思ってくれている……だろう。
でも…俺は翔陽とは違う¨好き¨
翔陽の周りにはホントにたくさんの人がいて……すごく厄介。。
「あ～俺もチビちゃんに早く会いたいわ～」
「クロ…。ダメ」
「何がダメなんだよ？」
「……翔陽は…あげないから。」
「…け、研磨！？」
そして俺はスマホへと視線を戻し翔陽へ返信をうった。
¨待ってるね。¨
待ってる……。翔陽の心が俺に傾くまで。距離なんて関係ない…誰にも渡したくないから……こんなにも他人の事で夢中になった事がない……翔陽が初めてだから……
知ってしまった感情は止まらない。
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