私と保健室の無気力教諭
[きっかけ](3/24)
最後の3つ目は とにかくやる気のない人間だという事。
仕事は最低限のことしかせず
暇さえあれば教師達に隠れてタバコを吸っている
「ニコチンは心の安定剤」
と、ほざき
中庭に遊びに来る黒猫に七星と名前をつけて戯れている毎日
こんなんでよく養護教諭になれたと
夏目は不思議でたまらない
「…………」
だがそんな九墨にも
秀でた才能があった
それは
「これ…どうやるんだろう…」
勉強でつまずく夏目に
「これの解き方は〜してやるといいぞ」
「………」
「あとこれは〜だ」
と、答える事
それは数学でも化学でも古文でも
どの教科でも
的確なアドバイスをくれる
「……(全然掴めない…)」
相談ごとに対しては
いつも的外れな事を言っているのに
勉強に関しては欠点がない
本当に
何故 養護教諭をしているの謎である
そんな事を思いながら日々を過ごしていた夏目だったが
その日々は終わりを告げようとしていた
- 12 -
前n[*]|[#]次n
⇒しおり挿入
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
[編集]
[←戻る]