私と保健室の無気力教諭
[きっかけ](2/24)
保健室登校を始めて1週間が経とうとした頃。
「……………」
夏目は九墨がどのような人物か理解してきた
1つはガチのアニメオタクだという事。
たまに男子生徒が数名、九墨を訪ねて来ることがあった
相談ごとかと思い席を外そうとしたが
その必要は全くなく
「九墨先生!頼まれてた例のアレ、初回限定版で揃えて持ってきましたよ!」
「なんだと!? さすが俺の弟子だ!お前ならやってくれると信じてたぜタカシ!」
「いえ トモキです」
同じオタク仲間の生徒と本やDVDの貸し借りをしているところを何度か見た。
他にも、授業中で誰も来ないことをいいことに
◯ットフリッ◯スや、ア◯ゾ◯プライムでアニメを見ていたり
専門書の間に漫画を挟んで
仕事をしている風を装い 漫画を読んでいたりしていた
その度に夏目は冷たい視線を九墨に向けた
そして2つ目は 誰からも好かれているという事。
オタクの男子生徒だけではなく
恋愛相談をしてくる女子生徒や
ガラの悪い不良達もよく遊びに来る
「もうミキ…鈴木くんに告っていいかな…いいと思う?おみみ?」
「あー、この間 鈴木が来て マオちゃんが好きっていってたぞ
てか、おみみって呼ぶな。もっとかっこいいアダ名で呼んでくれ」
「ッ!!この馬鹿ッ!!アホッ!!!クズオ!!!」
「なっ!!? ちょっ!!コラァ!! 【み】が2つ抜けてんぞ!!おい!!」
____
「俺らS高の奴らに喧嘩売られたからボコりたいんだけど臣も来る〜?」
「馬鹿野郎、俺が行ったらみんな片っ端から倒しちまって お前らつまんなくなるぞ?
それに俺には守らなくちゃいけない数多くの女がいる(フィギュア)
そいつらの為にもこの手は汚せないんだよ(フィギュアを撫でれなくなる)」
「ふぅ〜!やっぱかっけぇな!臣は!」
と、夏目には馬鹿な会話してるとしか思われていないが
自然と人が寄ってきていた
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