親指姫
[親指姫の誕生](1/1)
お母さんは、それこそわが子を育てるような愛情を注いで種を育てました
…そして、3ヶ月後…
種はお母さん愛情を受けて、大きく立派に育ち、大きなツボミをつけました
「どんな花が咲くんだろうね」
ツボミを見つめるお母さんに、お父さんが声をかけました
「ほんと、どんな花が咲くんでしょうね」
「この大きさじゃ明日の朝には咲きそうだね」
お父さんもお母さんも期待で眠れず、朝まで話をして過ごしました
そして、やがて東の空が明るくなってきたころ、ツボミが開き始めました
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