次の日に源さんと相談して斎の竹刀を作ることになった。
作るのは手先が器用な原田に頼んだ。
たぶん、昼までには出来るだろうと斎に言えば原田と俺の服の袖を持って離さなくなった。

原「斎ちゃん、出来たら持っていくから遊んできな？」

斎『や！い、の！』

土「斎、俺は隊士に指南しなきゃいけねぇーんだ。離せ。」

斎『や！め！』

土・原「はぁぁぁぁぁぁぁ…………」

何を言っても言うことを聞かない斎。
仕方なく来ない俺を呼びに来た隊士に内容を伝え先に始めさすことにした。
原田も諦めて斎の竹刀を作ることにしたようだ。