鈴の鳴る方へ
[校内案内](1/5)
PM 4:00 授業が終わり明智はあくびをしながら教室を出る、その手には包帯が巻かれている
と廊下の奥でざわざわと騒いでいる声が聞こえる
「なんだ?」
「なんだとはなんだ、貴様私を負かして置いてその後二度寝しに帰ったとな?」
「いや朝早かったし…」
「木島様を負かした?あの七星剣士の一人を?」
「冗談だろ?」
「いくら怪我してるとはいえ……」
「おい!」
木島を睨み肩を掴む
「怪我してたのか?」
「それがどうした、まさか同情してるのか?」
「怪我が悪化して使いもんにならなくなったらあぶねぇだろ! ここだとそうゆう奴は退学になるんだろ?」
「…え…いやそれは私が勝手に…」
そう言いかけた口を閉じ息を整える
「そうだな、すまなかった」
「おう!」
なんで
私 謝ってるんだ?
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