ホントの彼を・・・
[第3章](1/5)
それからも一緒には帰っているけど
歩くペースを合わせるわけでもなく
会話は私が話すだけで
返事は
「ふ〜ん」とか「へぇ〜」とか
あとはいつもの「別に」とか…
これって他の人から見たら付き合ってるように見えないだろうな
そう思ってたけど
與くんへの告白はほとんどなくなったらしい
「千晃が彼女じゃ諦める子が多いだろうね」
実彩子が自慢げにいうのがおかしくて笑った
「そうなの?彼女ができたからでしょ」
「そりゃ我が校の天使が彼女じゃね」
「天使?誰の事?実彩子の事?」
実彩子は綺麗だし、スタイル抜群
モデルのスカウトもあるくらい
容姿だけじゃなく心も素敵な自慢の親友
「もう、ほんとに可愛いんだから、大好き」
実彩子に抱きつかれて
「私も大好き」
私からも抱きついた
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