僕の好きな女と、
[⇔僕の好きな女と](1/2)
僕の好きな女との初めてのクリスマスは
きっと、彼女にとっての最高のものではなかっただろう。
だけど。
体を重ねなくても
お互いに愛の言葉を伝え合わなくても
ちょっと素直になるだけで
こんなにも笑顔になれるんだ。
会えて良かったとは
こういうこと。
若那。
僕は君に
何年も一番の笑顔を見せることになるのでしょう。
これからもっと、
思い出を増やして
あ、いつか抱かせて欲しいけど←
ゆっくり進んでいこっか。
「廉!いこ!」
「はいはい、こけないでね」
僕の好きな女と、
初めてのズタズタクリスマス。
おしまい。
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