・・・・・・・・・・・・・・・
[
額の上なら友情](1/6)
・・・・・・・・・・・・・・・
「橋本ー」
「なに?」
「好きだ」
「え?!」
「嘘だ」
珍しい奴に珍しい場所で
出会った
だから、
「今日は4月1日でしょ?」
「あ、そっか!エイプリルフールだ!!」
ちょっと嘘をついてみた。
「で、何しに来たんだ橋本は、スーパーなんかに」
「母さんが麻婆豆腐に豆腐忘れてたから買って来いって…まあ、そのほかにも色々とね」
橋本はそう言い、たまご豆腐をカゴに入れた
……………まぁ、いっか。
「そっか、私は普通に夕飯の買い物だ。ちなみに我が家は今晩カレーだ。」
「お!いいなー」
二人で話しながらレジにむかい、並んだ。
「そういえば、さっきの嘘ひどくないか?」
「別に嘘つく日なだけで真逆な事言う日な訳じゃない」
「そっか!」
「まあ、人によるだろうけど」
「どっち?!」
「さぁね、」
先に会計を済まして外に出た私を橋本は小走りで追いかけて来た。
「じゃあ、オレも」
橋本は私の手をにぎり
「好きです」
「……。…あのさエイプリルフールって分かってる人にやってもつまんないよ、」
「でも、エイプリルフールだからって絶対ウソをつかなきゃいけない訳でもないだろ? まあ、嘘かも知れないけど」
「どっち」
「さぁなー」
私の顔が不機嫌になるにつれ
橋本の顔は笑顔になりやがった。
「はい、これあげる」
私の手にはアメが握らされていた
「じゃあな!」
橋本はそう言って走っていった
…自由人め、
包みをあけ
アメを口の中にほうり込んだ。
Aprilfool!
(あいつは甘い物をあげると少し嬉しそうな顔をする)
- 10 -
・・・・・・・・・・・・・・・
←昨日[*]|[#]明日→・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
=
休憩・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook・・・・・・・・・・・・・・・
[
編集]
・・・・・・・・・・・・・・・
[
back]