遠い空の下
[序章](1/3)
青く透き通る空の下。


まだ幼い少年少女は2人。


ただ黙って空を見上げていた。



「ねえ、柊生」



少女は隣で空を眺める少年に話し掛けた。


少年は横目で少女を見る。



「私たち、大人になったら
今よりももっと強くなれるかな」



少年は答えずに再度空を見た。



雲一つない空を


ただ黙って


時が過ぎるのを


待っていた。



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