また、君と【番外編開始】

九章 素直な気持ち ( 1 / 12 ) 



 
『あー、終わったぁぁ―…。』


道場広すぎなんだよ!

土方さんの鬼―――――!



道場の真ん中で大の字で寝転がる私。


『あ、沖田さん目覚めたかな?』

最近何でかは分からないけど沖田
さんの事を気にする。


一緒の部屋だから?

ううん、それだけじゃない。


彼の隣は暖かくて優しくて…
なんかよく分かんないけど。



この気持ちは何だろ―…。


『私、今まで武道一途で頑張って
きたからな。』



「薫ちゃん!」



え、この声。


『沖田さん?!』


ガバッと起き上がり沖田さんを見
つめる。


『起きてて大丈夫なんですか?』

「うん、心配かけてごめんね?」

沖田さんはまるで子犬のように

小さくなり謝ってきた。


『謝らなくていいですよ!沖田さ
んが目覚めてくれて嬉しいですか
ら。』


ニコッて微笑む。

そんな私を彼は顔を赤くして
顔を背けた。


彼の態度に何故かこっちまで
赤くなる。


あ、あれ?

なんで身体が熱いの?






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