また、君と【番外編開始】

六章 新撰組の人って…… ( 2 / 4 ) 



 

『もう、いいです。部屋に戻ります。』


「ん、薫―…まだ、部屋を決めて
ないじゃないか。」


そうだった!!
私、まだ部屋がないじゃん!


「今からそれに付いて話すから座
りなさい。」



『はい…。』


「トシと総司もやめなさい。」


二人の喧嘩はまだ続いてたんかい!
おまえらは子供かって!


「では、先ほど薫の部屋について
考えたから言うぞ。」


「あれ、近藤さん!部屋は余って
ないですよ?」


ん?部屋が余ってない?
何を言ってるのかな?
沖田さん―…。


「薫、お前は一番隊に入れる事にした。」


『はぁ…。』

それで?

部屋はどうするのか教えてください。


「それで、ここは女禁制だ。薫を
平隊士と一緒に寝かせてて、ばれ
たら危険だ。」


『……はぁ…。』


うん、それでそれで?
本を見てたからそれくらいは
知ってます。


「君を総司と一緒の部屋にする事
にした。」



『………はぁ…って、えぇぇぇぇえ?!』







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