【文化祭を楽しもう!その1】
※この章では、マホの視点となります。
いよいよ文化祭を終え、私たちは無事に進級した。トントン拍子で就職や大学も決まり、いよいよ卒業式だ……。
ミリヤ「現実逃避してるのが凄くわかりやすいね!」
マホ「やめ、やめ、やめて……」
ミホ「緊張しすぎだよ〜」
いきなり現実に引き戻される。
私達は、あと数分で文化祭を迎えようとしていた。
もちろん、進級も卒業もまだまだ先だ。
マホ「なんで私が販売なの……」
ミリヤ「そんなこと聞かれても……」
誰だったかな、「マホなら看板娘になれるよー!」とか言い始めたの。それが原因だっけ。
ミホ「ミホが言ったからかなぁ」
マホ「ミっちゃんが言ったのかぁ……ん!?私、口に出してた!?」