【仲直りをしよう!その1】
※この章では、コウジの視点となります。
ミリヤ父「何度言えばわかるんだ!小説家なんて馬鹿な夢はやめろと言っているだろう!」
ミリヤ「お父さんのバカ!」
……大学終えて友達と遊んだ後なのに、騒がしいんだけど。
外にまで聞こえるぞ。
コウジ「ただい……うぉっと」
ミリヤ「ッ……!」
玄関の扉を開けるなり、ミリヤにぶつかる。ミリヤはそのまま、外へと出ていった。
コウジ「あんまり遅くまで遊ぶなよ〜?」
ミリヤ母「そうじゃないでしょう……?」
コウジ「あ、うん、ただいま」
ミリヤ母「だからそうじゃなくて……」
どうせまた喧嘩したんだろ。「小説家なんてやめなさい!」って。