White Soul
[2章 勧誘にしては少し荒い](1/8)






心結「何でこんな事に…」


目を覚ますと、何処かの教室の一室に閉じ込められていた。身体はロープで縛られ、身動きが取れない。


優月「ねぇ春樹君…ここ、どこ?」

春樹「どっかの空き教室って事は間違いないだろうけどな…」


優月と春樹は、心結を挟むように座らされている。心結と同じ様に、身体にはロープが巻き付けられていて、やはり動きは取れないらしい。そこで、心結は1つ疑問を感じた。


心結「あれ?2人って面識あったの?さり気なく3人で下校しようとしてたけど」

春樹「いや、今日朝に自己紹介しただろ?」

優月「うん。春樹君春樹って呼んでくれって言ってたよね」


心結はまだ数人も覚えられていないんだが…と、少し感心していると、部屋のドアが開かれた。


?「いやーごめんね?手荒な真似して」

心結「…!貴女達は…」


ドアを開けて現れたのは、先程のオリエンテーションで心結が戦った、蛍率いるColor Soulのメンバー達だった。



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