尾を喰う
[モノローグ](1/1)





海沿いへ向かって風が吹く。
茹だる様な暑さも一変して枯葉が舞い散る10月
青々とした木や花、空さえも冷たく現実を突き付けるような殺風景へと化し、僕を殺す。
また、同じ季節が巡る。いつだってそうやって急に顔を出す。




−−僕はあいにく冬なんか訪れても何一つ嬉しくなくてね。




『思い出すんだよ、きっと死ぬまで廻り続けるのさ』







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