海沿いへ向かって風が吹く。 茹だる様な暑さも一変して枯葉が舞い散る10月 青々とした木や花、空さえも冷たく現実を突き付けるような殺風景へと化し、僕を殺す。 また、同じ季節が巡る。いつだってそうやって急に顔を出す。
−−僕はあいにく冬なんか訪れても何一つ嬉しくなくてね。
『思い出すんだよ、きっと死ぬまで廻り続けるのさ』